疲れた2日間でした〜
まずは土曜の朝なのでミスドです。今日はお粥を選択しました。ミスド後、院長室で書類の整理、お昼ご飯はマクドナルド。なんてジャンキーなんでしょ。まあ、この辺りまでは順調な土曜日ですワ。
お粥とカフェオレは合わんだろー(笑)
天気予報は道内は大荒れという予報。
夕食はそろそろオイラならコレを食うに登場しても良さそうな「男車」で美味い魚を食って、日本酒と焼酎を飲んでました。明日の朝、早い時間からサッポロでシンポジウムがあるんで、午後8時9分発の北斗19号の乗る予定でした。
「男車」にて----- デッカイイチゴ ----
はて、天気予報では大荒れということだが列車の遅れはないかな?「男車」で飲みながら東室蘭駅に電話するも、ズーッと話し中です。室蘭地方は雪が降り、道路はガリガリですが「悪天候だなんて大げさな・・・」ぐらいの感覚でした。あとで知ったのですが、室蘭〜白老の平野部は『まだマシ』だったようです。
午後8時に東室蘭に行くと、北斗19号の前に出発しているはずの「すずらん9号(19時29分発予定)がまだ出発してませんでした。やはり遅れが出ているようです。
みどりの窓口に行って、北斗19号の指定席をすずらん9号に変更してもらいました。ススキノの飲み屋さんが開いてる時間に着くといいな、そんな軽い気持ちですずらん9号に乗り込みました。指定席も自由席もガラガラなすずらん9号は30分遅れで出発です。
途中駅の鷲別を過ぎ、幌別まで行くとワンセグが入りません。東アジア選手権、vs 韓国見たいよ〜。で、白老までは順調にすずらん9号は動きます。外は暗闇ですが良い天気です。
白老駅構内ですずらん9号は停車しました。サッカーの途中経過は某掲示板の実況チャンネルで見てました。引き分けだったようですね。山瀬のシュート見たかった・・・
「苫小牧付近、吹雪でポイントが切り替わりません。待機列車もありますので暫く白老にて停車します」のアナウンスがありました。
しばらく待っても列車が動く気配さえありません。
「駅から少し歩きますとセブンイレブンがあります。お飲み物などはそちらで買い求めてください」のアナウンスがありました。
ふむ。これは長期戦だ。「ひとり宴会」を楽しむしかあるまい。ということでセブンイレブンにてアルコールとつまみを購入。白老の街は10センチほど雪が降ったようですが、風もなく良い天気なんです。この先、酷い吹雪だなんて予想してませんでした。
ひとり宴会。をー、なかなか楽しいではないか。
ひとり宴会スタート!
日付が変わって、日曜の0時半まで白老ですずらん9号は停車し続けています。ひとり宴会もアルコール切れで終了です。
ひとり宴会あっけなく終了!
0時半、白老駅から苫小牧方面に向かって出発しました。ところが、少し進行すると酷い吹雪です。風も相当強いです。あー、停車していた意味がわかります。
で、おおよそ1時、すずらん9号は糸井駅のホームに少しさしかかった場所で停車してしまいました。駅構内の線路に吹きだまりがあって危険であるとのこと。この先、苫小牧駅から除雪車がこちらに向かっていること。そんなアナウンスがありました。
列車は停車しているのですが、突風でかなり揺られます。除雪作業はこの寒い中、3〜4名の方が必死にやっていたようです。オイラ、ぬくぬくと飲んでてゴメンね。
2時になりました。
「すずらん9号はこの先、苫小牧まで行きますがそれ以上は無理です。どーしてもサッポロに行きたい方は後続の北斗19号(本来、オイラが乗る予定だった列車)に乗ってください」とアナウンスがありました。
この時点で、オイラはサッポロまで行くことを諦めます。苫小牧駅のすぐそばにはビジネスホテルが乱立してます。どこか開いてるはずと電話をかけまくりますが何処も満室。29時までネット予約できる楽天トラベルでも「満室」です。
う〜ん、、、駅から少し歩くけどサンルート苫小牧に電話すると「お部屋をご用意できます」との返事がありました。
よし、苫小牧で降りよう!そう決断しました。
3時半過ぎ、すずらん9号は苫小牧に着きました。サッポロまでの切符を持っていたオイラは苫小牧駅で「払戻」の印鑑を押してもらいました。年配のJR職員(偉い方?)が下車したお客さんに「申し訳ございません、申し訳ございません」と何度も何度も頭を下げます。
「特急なのに遅いってどういうこと?」
「全く、疲れちゃったわよー」
「ここからのタクシー代も出ないの?」
そんな罵声が多い中、オイラだけは
「この天気だもん、しゃーないよねー、っていうか、良い経験させてもらいましたー」と爽やかに駅を出たのでした。
列車内でも乗客の過度な要求が凄かったもんなー。白老駅での停車中も「どうしてこんなに待つのに出発したのよ!」「前の電車、ギリギリまでどうして進まないんだ!」「室蘭まで帰るからタクシー代よこせ」
糸井駅少し手前では「ここで降ろせ!」「家はここから近いんだ!」「ここから家までのタクシー代は出るんだろうな」・・・・結局、車掌が許可を取って(おそらく特急電車が止まらない駅なんで、超法規的手段で下車許可をもらったんだと思われる)糸井駅で緊急下車してもらった客は、あまりの吹雪で戻ってきましたが。
若い車掌でしたが、あくまでも冷静でちゃっんとした受け答えで頭が下がりましたワ。オイラが要求するとしたら、、、、
「アナウンスの声、もう少し小さくして」
「明るすぎるんでもう少し暗くしない?」
こんなところかな。
普通は雨も入らない駅の建物内部ですが、ここにまで雪があります、、、こりゃー相当です。駅からサンルートホテル苫小牧までおおよそ1kmぐらいでしょうか。暖かな晴れた夏ならお散歩がてらなんでしょうが、重い荷物、薄着、革靴のオイラには長い長い1kmでした。
暖かい地方の方には信じられないでしょうが、オイラは夏のサラリーマン+コートという恰好でした。普通の革靴に普通の靴下。ズボンは夏冬兼用でその下は素足。半袖シャツにワイシャツにジャケットにコートです。
吹きだまりを歩くのに苦労しました
ホテルに着いて、荷物を置いたのは3時50分、それからしばしの眠りにつきました。
づがれだ(疲れた)
ビジネスホテルの朝食があまり好きでないオイラは、普段なら近所の吉野家かコンビニですませるところなんですが、天気もあまり良くないのでホテル内のレストランで朝食を食べました。
これが大正解。朝食が売り物の名旅館よりズーッと美味しい。朝食会場に携帯を持って行かなかったのが残念です。昨日のホテルマンも今日の若い方もとっても感じが良いし、宣伝しちゃいます。
ホテルサンルート苫小牧、とっても良いホテルです!
さて、苫小牧市内は時々地吹雪がありますが、市民生活は「普通」な様子でした。しかし、ネット(しかも携帯)で調べると午前中までJRは動かない様子です。
道南バスは、、、路線バスを乗り継いで何とか帰れそうです。
苫小牧駅前→登別駅まで90分、1時間ほど登別駅で待って、登別駅から東町ターミナルまで60分、路線バスの旅を楽しみました。
夕食は、値段が高いせいでほとんど客がいない鉄板焼きステーキのお店で。今週は外食多すぎです。 |