東京電力、東北電力の守備範囲である地域の方は今、節電にご熱心なことと思われます。
北海道でも「節電にご協力を・・・」といろいろな動きが出ておりますが、北海道で節電しても、残念ながら直接役に立つことは無いんですよね。
んまあ、節電そのものは悪いことではありません。今までの使いっぱなし電力を見直すよい機会ではあります。
昨今、槍玉にあがっているのは「パチンコ」と「自販機」ですな。
パチンコはそろそろタバコのようにガッチリ税金をかけましょうよ。パチンコ店への税金じゃなくて、パチンコ店で貸し出される玉に税金をかければ良いだけでしょ。
ここのところ、新聞の折り込みチラシはパチンコ店ばかりです。印刷所さんにとってみてば、パチンコ業界も無くなっては困りますものね。
自販機は、、、室蘭歯科医師会館内に飲み物の自販機を置いて、何か飲みたいときは自販機から買うようにしては?という意見があったんですよね。
んで、調べてみると月10.000円ぐらい電気代がかかるのが分かって、これはどうみても赤字だからと設置を諦めたことがあります。
オイラ達の業界は「飲み物の自販機」にうとい人間ばかりでしたから、へぇ〜そんなに電気代掛かるんだ〜とその時に知ったわけです。
http://saijiki.sakura.ne.jp/denki1/jidou.html
↑より引用します。ウチの近所の自販機は絶対に赤字と診断しました。
総容量1.2kWの自動販売機群(定格消費電力600Wの飲料用自動販売機×2台など)を24時間フル運転した場合、1.2kW × 24時間 × 30日 = 864kWh の消費電力が、月あたりに発生します。低圧電灯の単価を24円/kWhとした場合、864kWh × 24円/kWh = 20,736円の電気代が掛かります。
実際には省エネ運転モードなどがあるので、電気代はこれよりも少ない額になります。稼働率50%とした場合、それでも10,000円を超える電気代が発生すると考えておくべきです。
さて、10,000円を超える電気代を自動販売機の売上げで償却するためには、飲料水の売上本数を伸ばす必要があります。120円の飲料水について、10%のマージンを得ることができると仮定した場合、1本売上げる毎に12円の収益が発生します。先ほど計算した20,736円の電気代を12円の収益で償却するためには、20,736 / 12 = 1728本の月間売上げが必要です。一日あたりにすれば58本程度を売り上げなければなりません。
省エネに配慮した自動販売機を選定し、消費電力を削減して、仮に電気代が月に10,000円とした場合、月の売上げ本数は833本で償却が可能になりますが、これでも一日あたり28本の売上げが必要です。 |