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酒だけは今日

70過ぎのおじちゃんの抜歯をしたあと、スタッフがこう説明しました。「今日は歯を抜きましたのでお風呂とお酒は控えて下さい・・」するとそのおじちゃんったら「風呂は二日でも三日でもがまんするから、酒だけは今日飲んでもイイかい?」


ミラーの柄

30代の男性に銀歯をセメントでつけた後、スタッフがセメントを外していました。「ウ〜ン、ウ〜ン」と患者さんの痛そうなうなり声が聞こえてきました。それでも別 に痛いことをしているわけでもないのにどうしたのかなぁ?って思い、スタッフはそのまま作業を続けていました。あいかわらず「ウ〜ン、ウ〜ン」といううなり声は続いたまま・・ふと見るとミラーの柄の先端が患者さんの鼻の穴に突き刺さっていたそうです。


普通の時間

午後7時ごろ、その日の最後の患者さんである40代の女性に銀歯をつけました。このときは特殊なセメントでつけたので「夕食はなるべく遅く食べて下さい。できれば10時過ぎまで固形物は食べないで下さい」こう言ってお帰り願いました。ちょうど一週間がたち、他の歯の治療で来院されたその女性がこういいました「あの〜そろそろ普通 の時間に夕食を食べてもイイでしょうか?」


洗濯機の調子

歯ぐきが腫れた40代の男性にお薬を渡しました。次の日にその男性が受付にこう言っています。「間違って服の中に薬をいれたまま洗濯してしまったからもう一度薬をくれないだろうか?」苦笑しながらお薬をお渡しし、『洗濯機の調子』を聞いたところ「薬が効いたせいかガンガン回った」そうです。


カシューナッツ

昨日お酒を飲んでいたら差し歯が取れたという50代の男性が治療に見えました。お口の中をくまなく見ても取れたような箇所はありません。「う〜んと、どこが取れたのですか?」とお聞きすると「自分でもよく分からないのだが、取れた歯は持ってきています」とのこと、そのブツをよ〜く見てみると、それは差し歯じゃなくってカシューナッツでした。


高さ違い

銀歯などを入れる場合、かみ合わせが高いと痛くなったり悪い症状が出ます。そこで銀歯が高くないかどうかは慎重に診査します。50代の男性に右上の銀歯を合わせてみました。術者側から見ると高さはピッタリのようでしたが、患者さんにはこうお聞きしました。「高くないですか?」「う〜ん、わかんないな〜」って言う返事がありました。

患者さんによっては高さが分からないという方もいらっしゃるので、いちおう咬合紙(高さを診るときに使うカーボン紙みたいなもの)でチェックをしてみました。それでも大丈夫そうなので「左と比べてもそんなに高くないと思いますのでこのままセメントでつけますよ」と言ったところ「いや〜、いくらか言ってくんなきゃ高いかどうか分かんね〜よ。左はたしか2,000円ぐらいだと思ったんだけど・・」だって、あ〜高さ違い。


一個づつですね?

その20代の男性は下の親しらずが痛くなって来院しました。誰が診てもいずれは抜歯しなくてはいけない歯ですが、今日のところは消毒とお薬です。かなり辛そうなのですぐさま抗生物質と痛み止めを一個づつお渡しして、診療室内で飲んでいただくことにしました。「この二種類のお薬を一個づつ飲んで下さい」と告げて・・・。「一個づつですね?」と聞くので「はい、そうです」と答えました。

レントゲンも出来上がり、消毒しようとお口の中を見るとお薬がひとつだけ残っています。「あれ?飲みづらかったですか?」とお聞きしたところ「えっ?先生が一個づつ飲むように言ったので、ふたつ一緒には飲んでいません」


入れ歯を飲み込む

ご高齢のご婦人が来院しました。入れ歯を飲み込んでしまったとのこと。さっそく、内科へ行っていただき胸のレントゲンを撮って来ていただきました。内科医の言うには「肺には入っていません。さほど大きな入れ歯ではないようなので自然に排出されるまで待ちましょう」とのこと。しばらくすると例の入れ歯は正常に出るところからきちんと出たのでした。

この話のオチですか?それは、『その入れ歯はご主人の入れ歯だった』ということ。ご主人がその入れ歯をまた使っているのかどうかは怖くて聞けませんでした。


変な決意

幼稚園・年中組さんのその男の子は大の歯医者嫌いで、とりあえず全ての治療で泣いてくれます。その日の治療は歯につめたお薬を取り替えるだけだったのですが、それでも大泣きです。診療後、お母さんに「今日も痛かったのかい?」と聞かれると「ホントは痛くなかった」と小声で答えていました。かわいい奴だな〜と思い見送っていると帰り際にこんな独り言をいっていました。「くっそ〜今度も絶対泣いてやる!!」、、、変な決意するなよ〜。


28だっけ?

歯の神経を取ったときなど、根管長測定器という機械やエックス線を利用してその歯の長さを測ります。カルテにはその長さを書いておき、次回の治療の時はその長さを参考に治療をします。

前回、前歯の神経を取った女性患者さんがおりました。ふとカルテを見ると28mmと書いてあります。普通 よりもかなり長い歯だな、と思いながらも手を洗い、治療の準備をしているうちに何ミリだか記憶があいまいになっていました。そこで、カルテをながめていたスタッフに「28だっけ?」と聞きました。何を勘違いしたのかその女性患者さん、ポオゥと頬を赤らめ鼻にかかった声で「いや〜ん、センセ〜、これでももう40過ぎなんですよ〜」


[根管長測定器]


やっぱり痛て〜じゃん

歯医者では歯を抜くときや神経を取るとき、いろんな時に麻酔の注射をします。麻酔の注射を極端に怖がる方もいらっしゃいますが、通常はそんなに滅茶苦茶痛いモノではありません。とくに上の奥歯などはあまり痛くないのが普通 なので、その男性患者さんの上の奥歯に麻酔をするときにも「そんなに痛くないと思いますよ〜」なんて言いながら麻酔をしようとしたそのときです。その男性患者さんがハーックション!と派手にくしゃみをしました。手元が狂い、麻酔の針は唇を押さえていた自分の左手の人差し指にブスリ。その瞬間、「痛って〜!!」と叫んでしまいました。その患者さんいわく、「やっぱり痛て〜じゃん」


どちらの組

歯医者さんの中にはこわおもてで893顔負けの先生もおります。とある歯科医師のお葬式の時の出来事です。火葬場で待っていると、こわいお兄さんたちも同じ時間だったらしく、順番を待っていました。大学の同窓で集まって話をしていると、少し遅れて▲橋先生が現れました。すると何を思ったのか、こわいお兄さんのひとりが▲橋先生に近ずいてきてこう話しかけました、「失礼ですが、どちらの組のかたですか?」


明日ならイイの?

歯を抜いた後の注意事項は決まり事で「今日はお風呂とお酒を控えてください。今咬んでいる綿は30分ぐらい強く咬んでいてください」と呪文のごとくです。もちろん真面目な歯科助手さんは小学校二年生の男の子にもこういいます。「今日はお酒を控えてください」うん?明日ならイイの?


三交代勤務

そのお年寄りの女性患者さんは足腰が弱いのでお孫さんが通院の送迎をしています。「次は来週の水曜日でどうですか?」と次回の予約をお聞きしたところ、そのおばあちゃまの返答が「孫に送ってもらうんだけど、富士鉄で参勤交代してるもんだから、来週はきれない」って・・・・。おっしゃっている意味はわかります。お孫さんが新日鐵で三交代勤務をして来週は日勤なのね?だから来週は来られないのね?それともお孫さんは外様大名か何か?


床(しょう)

このお話は次のコトを知っていないと面白くありません。

床(しょう)・・・入れ歯のピンクの部分を「しょう」と呼びます。


粘膜調整材・・・ポリグリップって知ってますか?形状的にはそんなモノで、入れ歯につける歯ぐきのお薬みたいなモノ。粉と液を混ぜ合わすのが一般 的。

で、その粘膜調整材の話なんですが、ビスコゲルっていう粘膜調整材の箱にはこのようにかかれています。

1・・略
2・・粉末はPowderの計量カップ一杯、液はLiquidの計量カップ一杯
3・・混和を30秒行い、透明餅状のまま床の上に流し、そのまま3〜5分間放置・・

その日は忙しかったので、スタッフにこう言いました。「ビスコゲルの準備をしておいて!!説明書通 りに粉と液を混ぜて、患者さんのお口に入れられるようになったら教えて!!」スタッフは珍しく「は〜い」と良い返事をして準備をしていました。

「センセ〜、混ぜてから3分経ちました・・」とそこに行ってみると、入れ歯の床(しょう)にビスコゲルはなくて、彼女の足下の床(ゆか)にビスコゲルが張り付いていました。


「SUZUKO」

なまりの強い県に勤務していたときの話です。初診で20代の美しい女性が来院されました。彼女の記入した問診票の名前とふりがなの欄には以下のように書かれていました。

名前・・・・佐藤 静子
ふりがな・・さとう すんずこ


移動する髪の毛
50代の男性の治療をしていました。治療中に何か変だと感じていましたが、その理由がわかりました。その方の頭髪がだんだんと前方にずれてきていたのでした。「すいません、トイレに行って来ます」といって戻っていらっしゃった患者さんの頭髪は元の位置におさまっておりました。

裕太く〜ん

昭和8年生まれの恰幅のいい男性が治療にみえました。保険証は国民健康保険の家族でした。裕太という今っぽいお名前でした。受付のスタッフはカルテを作成するときに誤って「平成」の欄に丸をつけました。別のスタッフは、その恰幅のいい男性をとってもフレンドリーな雰囲気をいっぱい出してお呼びしました。「○○裕太く〜ん、おいで〜」


パンチ頭から

歯石をとっていた衛生士さんが突然「ギャ〜」と叫んでスケーラー(歯石を取る道具)を手放してしまいました。患者さんのパンチ頭からカサカサッと蜘蛛が出てきたそうです。


いつもウィスキー

旅行大好きの患者さん(おばあちゃん)はどこかに出かけてはおみやげを持ってきてくれます。スタッフにはその土地の名産やお菓子なのですが、私にはいつもウィスキーです。そんなに酒飲みに見えますか?


もまなくてイイです

歯の神経を抜くときには麻酔の注射をします。40代の女性患者さんの神経をとりました。治療後、待合室でその患者さんが一生懸命頬をもんでいるのが不思議でした。「どうしたのですか?」とお聞きすると「注射をした後ってもむんじゃないんですか?」・・・「いいえ、もまなくてイイです」


誰でもそうです

その30代の女性患者さんは問診票でアレルギーがあるという項目にチェックがされていました。「何のアレルギーですか?」とお聞きしました。答えは「あの〜桃を頬に付けるとほっぺたがチクチクするんです」・・「誰でもそうです」


K先生

患者さんの抜歯を終わり、ふと横を見ると同業者のK先生が治療台に座っておられます。「あっ、先生〜どうされたんですかぁ?」とお聞きすると「いや〜昨日から右の歯が痛くってさ〜」とのお答え。同窓の先生でもない、特に親しくもないK先生が何故に連絡もナシで自分の診療所にこられたのかが不思議でした。カルテを見て納得しました。治療にみえたのはK先生そっっくりな学校の先生でした。


麻酔薬が無くなって
その日はどうしても早くに診療を終えてしまいたい理由がありました。ところがそんな日に限って最後の患者さんの治療は下顎の曲がって生えている親しらずの抜歯でした。どのぐらい時間がかかるか分かりません。とうとう患者さんには「今日は忙しくて麻酔薬が無くなってしまったので次回にしましょう」とあり得ないウソをついてしまいました。

太っただけ

30代の主婦の方が久しぶりに治療に来られました。見ると、お腹がぷっくりとふくれていました。妊娠?太っただけ?スタッフにそれとなく聞いてもらうことにしました。「妊娠してるんですか?」とスタッフは直球をど真ん中に投げこみました。「太ってるだけです」と憮然として答えたその患者さ んは次回の治療にはこられませんでした。


イヤな夢

70代の女性患者さんは今日、差し歯が一本はいる予定です。すこし天然系のそのお年寄りは「実は今日、歯医者には来たくなかったの・・」とおっしゃっています。昨日、歯を一本入れたら何百万円もかかった夢を見たから来たくなかったそうです。800円の会計に「ホント?良かった〜」を繰り返しておりました。


カッコイイ?

20代後半の女性患者さんですが、初診時にはかなりの歯が抜かれており、最終的には部分入れ歯を入れなくてはならない状態でした。こんなに若いのに入れ歯とは可哀相に、きっとイヤだろうな、、、と思いながら入れ歯をはめていただくことにしました。その患者さん、できたてのピカピカの入れ歯を見て「これが入れ歯ですか?カッコイイ!!」・・・ホントにそう思ってる?


休みすぎてクビ

お盆休みを一週間取り、医院を休んでハワイに行って来ました。その間、ヒゲを剃りませんでした。もちろん顔から手から真っ黒に日焼けしてきました。休みが終わり久しぶりに診療していると患者さんがスタッフにこう聞いていました。「ねぇ、ねぇ、前の先生どうしちゃったの?休みすぎてクビになったの?」


マスイヒデキ

元気でおしゃべりな4歳の男の子に麻酔をしまいた。「麻酔しないと痛いから、麻酔しようねー」といってから麻酔をしました。麻酔が終わってから「ちょっと待っててね」と言って、他の患者さんの治療をしていました。そんなときもその子は一人でおしゃべりをしています。

「センセー、マスイしたのー?ねー、ねー、マスイー?マスイヒデキでしょー?マスイヒデキでしょー?ホームラン打つんだよーー!!カキーンって打つんだよー。センセー、マスイしたのー?」

 

作戦は失敗

幼稚園の腕白坊主の治療に麻酔をしようとしたときです。腕白坊主はオチンチンをぎゅ−と握り締めています。聞くと「ちんちんを痛くすれば、注射の痛みを忘れるから」との事、でも両方痛くて泣いてしまいました。この作戦は失敗だったようです。

 

Vサイン

歯科では歯式という特殊な文字と記号で歯の部位を表します。もちろん技工士さんに銀歯などを作ってもらうときは技工指示書というものに「患者さんのお名前」「どこの部位なのか」「どんな材料で作るのか」「何を作るのか」をきちんと書かなくてはいけません。

そのスタッフはまだ新人さんでした。技工指示書を書いていましたので「ちゃんと部位を書いといて」と指示しました。後で見ると綺麗なVサインの絵が書いてありました。

 

急化Per

虫歯を放っておくと、歯の神経まで死んでしまい、最後には顔中腫れてしまうこともあります。歯医者さんではこれを急化Per(きゅうかぺる)と呼んでいます。

初診の患者さんがいらっしゃいました。見るからに明らかな急化Perです。「すごく腫れましたね。さぞ痛いでしょ」と声をかけましたが、その返事は「いえ痛くは無いんですけど今日は歯石のお掃除に・・・」。ホッペの真っ赤なすごく太った女の子でした。

 

アイライン

その女性患者さんは残念ながら銀歯を外さなくてはなりませんでした。除去のとき金属片が飛ぶと危険ですので「危ないので目を閉じて下さい」と言いました。しかし、その患者さんの目は開いたままです。もう一度「しっかり閉じてください!」と言うと「閉じています!」との返事。よーく見ると目より太いアイラインが書いてありました。

 

隠れ蓑

歯医者だって人の子、おなかの調子が悪いときだってあります。その日のおなかの調子は最悪でした。どうしてもオナラが出そうでした。音でごまかそうとタービン(歯を削る時に使うギュィーンと音の出る嫌われ者)を隠れ蓑にオナラをしました。でも匂いまではごまかせませんでした。

 

スナックにて その1

歯科医師会の会合の後に飲みに行きました。とあるスナックのカウンターに座り、隣を見てギョッっとしました。今日来院した患者さんでした。とろこがその患者さんは普段マスクをしているボクに気が付きません。
「今日よ〜、歯医者に行ったらよ〜、麻酔が効かなくてよ〜、痛くてよ〜、あの歯医者もう止めようかな〜」
オレニハナシカケルナヨ、、トホホ、、、。

 

スナックにて その2

飲みに出かけて「歯医者です」と知られると「ねぇねぇ、この歯が痛いんだけど、、」「差し歯っていくらするの?」と質問攻め。五月蠅くてかないません。そこで、某飲み屋さんでは、職業を隠していました。ところが、後ろの団体さんの中に患者さんがいました。
「あら〜、先生〜、いつもお世話になっております」
ママさんに「何の先生なの?」と問いつめられたのは云うまでもありません。
「実は仕事でパソコンを教えてます」とウソをついてしまいました。
「プロバイダって何?」「ウィンドウズって会社があるの?」「息子のパソコンはリンゴマークのなんだけど、それでもHなのは見られるの?」、、五月蠅いったらありゃしません。

 

恐怖症

歯科治療に極端におびえる方も大勢いらっしゃいます。治療はなるべく痛くないように心がけているつもりですが、それでも恐怖症の患者さんにとっては「歯の治療」=「死ぬほど辛い」のです。その女性患者さんも恐怖症のおひとりです。特に、歯を削るタービンの音が死ぬほど嫌いだそうです。麻酔を十分に効かせ、タービンで歯を削ろうとしましたところ、その患者さんが必死の目で私にこう訴えてきました。「先生!歯を削るとき私の両手をギューっと握って下さい!」・・・治療できません。

 

何か質問は

初診で30代の女性患者さんがいらっしゃいました。5年ほど前に通院していた患者さんです。今回は折れてしまった歯もあり、かなり大がかりな治療になりそうです。レントゲン写真や模型をお見せしながら「ココは神経の治療をして、、、こういう感じで歯を入れて、、」となるべく解りやすく説明したつもりでした。それでも最後にこうお聞きします。「何か質問はないですか?」女性患者さんの質問はこうでした。「先生?髪染めました?」

 

虎視眈々と

友人が治療に来ました。いつも冗談を言い合い、悪ふざけをしている友人です。以前から「親知らずを抜きたい」と相談を受けていました。何かで驚かせてやろうと虎視眈々とねらっていました。麻酔をして抜歯(簡単に抜けました)をした瞬間、「あれ〜!!ヤバイ!!」と無意味に叫んでみました。友人はかなり狼狽していました。

 

ご婦人の弁解

麻酔をすると唇の感覚も無くなってしまい、診療台でうがいをするにもひと苦労です。そのご婦人には麻酔をして治療をしました。感覚のない唇からお水がピューとあらぬ方向に飛んでしまい「あら〜、すいません」と恐縮しきりです。そうこうしているウチにうがい用の紙コップを落としてしまいました。そのご婦人の弁解は・・・「あらまぁ〜手にまで麻酔が効いたのかしら」

 

切れてない?

すこしイライラしながら書類を書く仕事をしていました。そこに、明るくダンサーもしている衛生士がやってきました。「先生?切れてないですよね?」と聞かれましたので、右手の人差し指を立てて「切れてな〜い」と言うところでした。彼女が切れたないかどうか聞いたのは診療台のライトのことでした。



先生!そこ〜?!

30代の女性患者さんです。今回は左下が痛くなってきたということでレントゲン写真を撮りました。どうやら親知らずが悪さをしているようです。やや斜めに傾斜しているので、抜歯の必要性と難易度がやや高いことを説明します。

するとその女性から「先生、抜くときってやっぱり顔に足をかけて引っこ抜くんですか?」と質問が、、、「それ、聞いたことがあるけど、都市伝説でしょー」と答えると何と何と「本当ですって! 私、前に反対側を抜いた時にそこの先生が顔に足掛けて、ほっぺたに靴の痕がついたんですから〜!」とのこと。

思わず
「え〜!!靴も脱がないで??」
と言いましたら

「先生〜!そこ〜?!そこなの〜??」