Top page > Story > 笑例発表(R)

 

胸をガシッと

20代のその女性は可哀想なことに下の前歯を抜かなくてはいけません。麻酔をして、ヘーベル(アイスピックみたいな形をした抜歯の道具)で歯を抜いたところピョーンと歯は飛び出て患者さんの胸元へ・・。何をあわてたのでしょうか、その歯をつかもうとして患者さんの胸(オッパイ)をガシッと鷲づかみにしてしまいました。


長年使い込んだ

ある日の午後、ご高齢の着物を着たやさしそうなご婦人が来院しました。右上の奥歯が取れてしまったということで、早速レントゲンを撮りましたが、歯の根までボロボロ。抜歯せざるを得ない状態でした。

そのことをご婦人さんに告げると、それでは今日抜いてくださいとのこと。「それでは注射をしますね」といって後ろにいるアシスタントから麻酔を受け取り振り返ると、帯を緩めて前に手をかけ、着物を脱ぎ始めているではないですか・・・「〇〇さん、着物は脱がなくていいんですよ」と慌てて緩めた帯をとめたのでした。もうすこしで、長年使い込んだピポピポを拝見するところでした。


ロリコン

50代の男性患者さんは他の人には動かせない特殊な機械を扱っていて、とても忙しいため次回はいつ来られるかわからない。そこで今日中に治療を終わらせてほしいとのこと。今日中に治療を終わらせるのはとても無理なのでそのことを告げ、次回はいつでも良いので都合のいいときに来ていただくことにしました。その特殊な機械とは彼いわく「ロリータコンップレックス」だそうです。たぶん想像するに「ロータリーコンプレッサー」


大人の礼儀

三月も半ば、やんちゃそうな高校三年生が来院しました。あと二週間しか地元にはいないので、早めに治療を終わらせたいと言っておりました。卒後の進路を聞くと、札幌の専門学校に行くとのこと。治療も予定どおりに終わり、ススキノの変な店の待合室で出くわしても『アッ先生!!』なんて言うなよ〜とよくよく言い聞かせました。彼はしばし考え込むとこう答えました。「そいつが大人の礼儀ってもんですか?」


サマーセーターから

ある真夏の暑い日の出来事でした。その30代の女性患者さんが治療台に座ったとき、あいにくスタッフの手がふさがっていたので私がエプロンをしようとしました。「こんにちは、エプロンをつけま・・・」と言いながら一瞬、私の手と言葉は止まってしまいました。なぜなら、その女性のニット地のサマーセーターから大きめの黒いビーチクが飛び出していたからです。おそらく沈黙は一瞬だったと思うのですが、その一瞬が数分に感じられました。


してませんから

初診の患者さんがお見えになったときには問診票にアレルギーの有無や病歴などを記入していただきます。女性患者さんには妊娠していないかどうか、授乳中であるかどうかを記入してもらう欄があります。二十歳代後半の女性が来院されました。問診票の妊娠の有無に記入漏れがありましたので口頭でこうお聞きしました。「現在、妊娠中ではありませんね?」返ってきた答えは「してませんから・・」数秒の沈黙の後「いや、そこまで聞いておりません」と笑ってすまそうとするとその女性はしばし考え込み「やっぱり、してません」


ほうけい

大学病院のペイペイだった頃の話です。大学病院では初診時に ありとあらゆる事項をカルテに記載します。病歴、家族歴、顔の形、等々記入事項はいっぱいあります。その顔の 形なのですが「方形」「卵円形」と普通は見た目で記入していきます。同僚の女性ドクターが若い男性患者に聞きました「方形ですか?」 その患者さんの答えですが、困った声で「カセイです」・・・おそらく「火星」ではなくて「仮性」ですね。


陰の・・
高校を卒業したばかりの可愛い女の子が来院しました。下の奥歯の穴に食べ物がつまって痛いそうです。レントゲン写真を撮って、その穴につまっているブツを掘り出していました。その中にいわゆる陰の毛がありました。彼女自身の陰の毛なのでしょうか?それとも・・・?

 

受付嬢その1(NEW)

歯科医院の受付は歯医者の顔とも呼ばれています。丁寧な受け答えが求められます。その電話があった時に、受付嬢の近くで書類を書く仕事をしておりました。「はい、○○歯科医院でございます、、」と受付嬢。数秒後、彼女はガッチャーンと荒々しく電話を切りました。

「たとえ間違い電話でも、どんな相手にでも丁寧な受け答えをするように」と苦言を言いました。受付嬢いわく、「パンツの色を聞かれてもですか?」

 

受付嬢その2(NEW)
医院の受付嬢が電話を受けました。「たい!・・・たい!」「どうしました。ああ、痛いんですね?」と受付嬢。「はやく!はやく!」「わかりました。いつにしましょうか?すぐ来れますか?」と受付嬢。「足を開いて!ハアハア・・」この時点で気がつく彼女。「ぎゃー$%!!」変質者のアポを取った受付として彼女は後世に名をとどめています。

 

19番ホールNEW)

歯科医院には歯科材料店の業者さんが訪れます。その業者さんとは懇意にしており、ゴルフ仲間でもあります。ある日、その業者さんとゴルフの話をしていましたら助手の女の子がしゃしゃり出てきました。

「センセー、ゴルフするのー?私も連れてって下さーい。おごって下さーい」と言いました。業者さんはもちろん冗談で「あのねー、女の子が男の人にゴルフ代を出してもらったら19番ホールにならなくてはいけないんだよ」といいました。「19番ホールって何?」と助手君。カクカクシカジカと説明する業者さん(よゐこは検索エンジンで調べてね!)。私は笑ってその場を離れました。

しばらくすると、その助手君は独り言を言っていました。「ゴルフしたいなー、でもお金かかるしなー、、、先生とか、、、どうしようかなぁ、、でも、、」・・・・・・・・真剣に悩むなー!!