どんな治療にも麻酔をして貰えますか?
「どんな治療にも」と聞かれると答えはNOです。神経が無い場合など、特に必要性が見いだせない場合は麻酔をしません。また、神経がある歯であっても、痛くないのでは?というケースも麻酔なしで処置する場合があります。
案外と、虫歯の見た目の深さと痛みは正比例しない場合があります。これは、我慢強いとかそういうことでもなく、少しの虫歯でも痛い場合もあるし、深い虫歯でも痛みを感じない場合があるのです。
では、神経のある歯の場合は麻酔をしてもらえますか?
もちろんです。「痛いのがダメなので、神経のある歯とか、痛みが出そうな場合は絶対に麻酔をして」と申し出てください。
※痛いかな?痛くないかな?という境界線の場合「麻酔しましょうか?それとも少しぐらいなら我慢しますか?」とお聞きするようにしています。
私の場合は、少しぐらいなら削る痛さを我慢したいのですが・・・
はい、逆に「どうしても注射がイヤなので、少しぐらいは我慢するからあまり麻酔をしないで」という方もいらっしゃいます。
もちろん、神経を取ったり抜歯する場合は必ず麻酔をしますが、麻酔をなるべく避けたいという要望も受け入れますので、事前に申し出てください。
麻酔が効きにくいと言われました。
麻酔が効くか効かないかのレベルは細胞レベルの話なので、まったく効果がないということはありません。効きにくい状況だったのではないかと思います。
■強い炎症がある場合(すごく痛いとか腫れているとか)
■過去のトラウマを頭が覚えている
■物理的要因(歯が長いとか骨が硬いとか)
おもな原因は上記3つではないかなぁ?と思います。過去にそういう辛い経験があった方は事前に申し出て下さい。